【行政書士① 将来性】AI化?行政デジタル化?でもそんなの関係ねぇ…いやあるのかな?

行政書士の資格取得を目指すみなさんにとって、「AI(人工知能)」や「行政のデジタル化」というフレーズは、ネガティブワードとして不安に思うかもしれませんね…

結論からいうと、AIやデジタル化の波にもまれても、行政書士は生き残ると思います。

 

なぜかというと、手続面でデジタル活用されても、手続に至るためのプロセスは簡素ではないものはいっぱいあるからです。車がある程度自動運転になったら、運転免許は必要なくなるか?というのと同じようなことですね。プロセスの過程において問題や難しいことが生じるのが常です。 

しかし、時代にあった形に変えていく必要は当然あります。ITに対して抵抗がある場合はもちろん無理ですが、定型的な書類作成の数をこなして稼ごう、というような考えでは厳しいでしょうね。定型的作業はAIの得意とする分野ですし、思考パターンを蓄積して、多少複雑なものでもクリアしていくでしょう。

士業全般がそうだと思いますが、生き残れるのは、コンサル力のある人ですね。
ヒアリング力・状況分析力・問題解決力に優れた人が相談に繋げられるでしょう。
その観点において、なんでも携われる弁護士が有利かというと、そうでもないと思います(弁護士でもコミュ力がなければダメでしょう)。

ただ、引き出しは多い方が間違いなく有利ですね。行政書士取得後は「ダブルライセンスを目指そう」とも昔から言われていますが、それでもいいし、別に資格に限らずとも、掛け合わせてアウトプットできるものを身につけることで、「頼られる力」に磨きがかかればいいのではないでしょうか。

 

そういうことで言えば、この資格で一旗揚げようと思うなら、資格自体は、一発で、ささっと、取得できた方がいいですよ。

 

じゃないと、時間がもったいないですもん。コンサル力を身につけることの方が、資格取得より何倍も難しいですよ。

行政書士試験は、ほとんど択一式とはいえ、範囲は広いですから(こんな知識必要?という分野もありますし)、結構、勉強時間は必要になります。
また、万が一不合格だった場合に、翌年には絶対合格しようと思っても、法改正が絡んでしまうと、勉強し直しになってしまいますからね。 

この資格を取ることがゴールではないのですから、独学でゆっくり勉強するのではなく、通いでも通信でも自分に合ったスクールを見つけようと、資料など請求して探してみてください。一発合格を願っています。